Android で再開する Java プログラミング(10) - Android Market で作品を公開しよう!
前回と前々回に渡って手書きメモを作ってみました。前回作り込みを行って、そこそこ使えるものになったので、テストを兼ねて Android Market で公開することにしてみました。そこで、今回は、Android Makert に作品を公開するまでの手順を紹介したいと思います。
Android Market とは?
Android の実機を手に入れて最初にすることと言えば、Android Market にアクセスして便利なアプリケーションをダウンロード&インストールすることではないでしょうか。iPhone の App Store にあたるのが、Android Market です。
- Android Market — http://www.android.com/market/
既に多くのアプリケーションが登録されており、カテゴリ分けされて、様々なアプリケーションを見ることができます。
躊躇?!思い切って登録してみよう!
私が登録するまでもなく、手書きメモのアプリケーションは、Draw! や White Boardなど、いくつかあるようなのですが、シンプルなものは好みが分かれるところなので、選択肢の一つを増やすことができると思って登録してみました。Android Market の検索で「DrawNoteK」で検索すると見つけることができます。
実は、他にも Android Market に登録するのに躊躇する点があるかもしれません。それは、開発者登録です。2009年8月現在、初回登録料が 25ドル必要になります。
しかし、iPhone の AppStore では、年会費が 99ドルで、Windows Marketplace でも、年間 99ドルが必要です。(しかも、Windows Marketplace では、アプリケーション1本ごとに、99ドルを支払う必要があります。) これを見ると、Android Market は、他社よりも良心的と考えることができます。
クレジットカードさえ持っていれば、それほど時間をかけず、アプリケーションの登録が可能です。
登録の前に、アプリケーションを公開できる状態にしよう
では、公開準備を始めましょう。Android の developers サイトでは、公開の準備として、いくつか必要な作業について書いています。
要約すると、以下のようになるでしょうか。
- テストをしっかりする
- エンドユーザーライセンスを検討する
- ログ出力など、デバッグ機能を無効にする
手書きメモを公開する時には、これらの項目をチェックした後、アプリケーションのアイコンがデフォルトのままであったことを思い出して、アイコンを作りました。
必要となるランチャー用のアイコンは、48×48の透過 PNG 形式の画像です。上記のガイドラインを見ると、Photoshop や Illustrator を使って作るように指示がありましたが、必ずしも必須というわけではありません。フリーソフトなどを駆使して作ることができます。
上記のサイトには、ランチャー用のアイコンの他、メニューアイコンの作り方についても詳しく書かれています。
アプリケーションへの署名を行う
デバッグが終わり、アイコンなどデザインを整えたら、最後に、アプリケーションへデジタル署名を行います。デジタル署名と言っても、Eclipse を使う限り、それほど面倒ではありません。しかも、費用がかかるしっかりとした証明機関に登録しておく必要はなく、自己署名(勝手に作ったデジタル署名)でも問題ありません。
Eclipse では、署名の方法は、以下のように行います。
(1)Package Explorer で Export する
Package Explorerで、署名を行いたいプロジェクトを右クリックして、Export をクリックします。
続いて、[Android > Export Android Application] を選択して、[Next]ボタンをクリックします。
署名するプロジェクトが選択されていることを確認して、[Next]ボタンをクリックします。
(2)デジタル証明書(keystore)の作成
デジタル証明書を作るには、証明書の保存先と、パスワードを入力して、[Next]ボタンをクリックします。
次いで、証明書の詳細情報を入力して、[Next]ボタンをクリックします。
(3)パッケージを署名する
続いて、署名したパッケージの保存先を指定したら[Finish]ボタンをクリックします。
以上の手順で、デジタル署名が施されたアプリケーションが完成します。
※バージョンアップを行う際には、AndroidManifest.xml でバージョン番号で違う番号を設定しておかないと、Android にインストールできないようになってるので、注意しましょう。
開発者登録を行う
次に、開発者登録を行います。開発者登録には、クレジットカードと25ドルが必要です。下記のサイトに、非常に詳細な画面キャプチャ付きの登録方法がありますので、参考になります。
要約すると、下記のようになります。
- (1)開発者登録サイト「 http://market.android.com/publish/ 」へアクセスする
- (2)Googleアカウントでログインする
- (3)開発者名やメールアドレス、Webサイトなどを登録する
- (4)Google Checkoutで25$を支払う
アプリケーションをアップロードする
そして、開発者登録が終わってから「 http://market.android.com/publish/ 」へアクセスすると、アプリケーションのアップロード画面が出ています。
[Upload Application]のボタンをクリックすると、アプリケーションの指定画面になります。そこで、署名を行った apk ファイルを指定したり、アプリケーションの説明などを記入し、Publish ボタンをクリックすればアップロードが完成し、Android Market に自分が表示されるようになります。
Android Market を確認する
最後に、Andorid Market に自分の作品が並んだことを確認して悦に浸りましょう。検索すると出てくるようになります。
既に、デバッグ版がインストールされている場合は、新たにインストールすることはできないので、アプリケーションをアンインストールしてからインストールします。
まとめ
以上、Android Market に作品を公開する手順を紹介しました。まだ試していませんが、Google Checkoutを使うと、アプリケーションの課金もできるようです。趣味のアプリケーションで小遣い稼ぎができたらいいですね。夢が広がります。
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