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Android で再開する Java プログラミング(10) - Android Market で作品を公開しよう!

タグ: Android Android Market

前回と前々回に渡って手書きメモを作ってみました。前回作り込みを行って、そこそこ使えるものになったので、テストを兼ねて Android Market で公開することにしてみました。そこで、今回は、Android Makert に作品を公開するまでの手順を紹介したいと思います。

Android Market とは?

Android の実機を手に入れて最初にすることと言えば、Android Market にアクセスして便利なアプリケーションをダウンロード&インストールすることではないでしょうか。iPhone の App Store にあたるのが、Android Market です。

http://aoikujira.com/demo/hakkaku/rc/20090815m1zhR-market.png

既に多くのアプリケーションが登録されており、カテゴリ分けされて、様々なアプリケーションを見ることができます。

躊躇?!思い切って登録してみよう!

私が登録するまでもなく、手書きメモのアプリケーションは、Draw! や White Boardなど、いくつかあるようなのですが、シンプルなものは好みが分かれるところなので、選択肢の一つを増やすことができると思って登録してみました。Android Market の検索で「DrawNoteK」で検索すると見つけることができます。

http://aoikujira.com/demo/hakkaku/rc/20090815_gUy6-market-mini.png

実は、他にも Android Market に登録するのに躊躇する点があるかもしれません。それは、開発者登録です。2009年8月現在、初回登録料が 25ドル必要になります。

しかし、iPhone の AppStore では、年会費が 99ドルで、Windows Marketplace でも、年間 99ドルが必要です。(しかも、Windows Marketplace では、アプリケーション1本ごとに、99ドルを支払う必要があります。) これを見ると、Android Market は、他社よりも良心的と考えることができます。

クレジットカードさえ持っていれば、それほど時間をかけず、アプリケーションの登録が可能です。

登録の前に、アプリケーションを公開できる状態にしよう

では、公開準備を始めましょう。Android の developers サイトでは、公開の準備として、いくつか必要な作業について書いています。

要約すると、以下のようになるでしょうか。

  • テストをしっかりする
  • エンドユーザーライセンスを検討する
  • ログ出力など、デバッグ機能を無効にする

手書きメモを公開する時には、これらの項目をチェックした後、アプリケーションのアイコンがデフォルトのままであったことを思い出して、アイコンを作りました。

必要となるランチャー用のアイコンは、48×48の透過 PNG 形式の画像です。上記のガイドラインを見ると、Photoshop や Illustrator を使って作るように指示がありましたが、必ずしも必須というわけではありません。フリーソフトなどを駆使して作ることができます。

上記のサイトには、ランチャー用のアイコンの他、メニューアイコンの作り方についても詳しく書かれています。

アプリケーションへの署名を行う

デバッグが終わり、アイコンなどデザインを整えたら、最後に、アプリケーションへデジタル署名を行います。デジタル署名と言っても、Eclipse を使う限り、それほど面倒ではありません。しかも、費用がかかるしっかりとした証明機関に登録しておく必要はなく、自己署名(勝手に作ったデジタル署名)でも問題ありません。

Eclipse では、署名の方法は、以下のように行います。

(1)Package Explorer で Export する

Package Explorerで、署名を行いたいプロジェクトを右クリックして、Export をクリックします。

http://aoikujira.com/demo/hakkaku/rc/200908153X0DJ8-export.png

続いて、[Android > Export Android Application] を選択して、[Next]ボタンをクリックします。

署名するプロジェクトが選択されていることを確認して、[Next]ボタンをクリックします。

(2)デジタル証明書(keystore)の作成

デジタル証明書を作るには、証明書の保存先と、パスワードを入力して、[Next]ボタンをクリックします。

http://aoikujira.com/demo/hakkaku/rc/20090815DPk9D-create-key.png

次いで、証明書の詳細情報を入力して、[Next]ボタンをクリックします。

http://aoikujira.com/demo/hakkaku/rc/20090815Cm2x0r-create-key2.png
(3)パッケージを署名する

続いて、署名したパッケージの保存先を指定したら[Finish]ボタンをクリックします。

http://aoikujira.com/demo/hakkaku/rc/20090815bJKHN-export-apk.png

以上の手順で、デジタル署名が施されたアプリケーションが完成します。

※バージョンアップを行う際には、AndroidManifest.xml でバージョン番号で違う番号を設定しておかないと、Android にインストールできないようになってるので、注意しましょう。

開発者登録を行う

次に、開発者登録を行います。開発者登録には、クレジットカードと25ドルが必要です。下記のサイトに、非常に詳細な画面キャプチャ付きの登録方法がありますので、参考になります。

要約すると、下記のようになります。

  • (1)開発者登録サイト「 http://market.android.com/publish/ 」へアクセスする
  • (2)Googleアカウントでログインする
  • (3)開発者名やメールアドレス、Webサイトなどを登録する
  • (4)Google Checkoutで25$を支払う
登録自体はフォームに記入するだけの簡単なモノ
登録自体はフォームに記入するだけの簡単なモノ

アプリケーションをアップロードする

そして、開発者登録が終わってから「 http://market.android.com/publish/ 」へアクセスすると、アプリケーションのアップロード画面が出ています。

[Upload Application]のボタンをクリックすると、アプリケーションの指定画面になります。そこで、署名を行った apk ファイルを指定したり、アプリケーションの説明などを記入し、Publish ボタンをクリックすればアップロードが完成し、Android Market に自分が表示されるようになります。

http://aoikujira.com/demo/hakkaku/rc/20090815EYhHj4-upload.png

Android Market を確認する

最後に、Andorid Market に自分の作品が並んだことを確認して悦に浸りましょう。検索すると出てくるようになります。

http://aoikujira.com/demo/hakkaku/rc/200908152Ugnpg-androidmarket-published.png

既に、デバッグ版がインストールされている場合は、新たにインストールすることはできないので、アプリケーションをアンインストールしてからインストールします。

まとめ

以上、Android Market に作品を公開する手順を紹介しました。まだ試していませんが、Google Checkoutを使うと、アプリケーションの課金もできるようです。趣味のアプリケーションで小遣い稼ぎができたらいいですね。夢が広がります。

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執筆者紹介

クジラ飛行机

クジラ飛行机

くじらはんど(http://kujirahand/)にて、日本語プログラミング言語「なでしこ」(IPA未踏ユース採択)、テキスト音楽「サクラ」(OSPオンラインソフト大賞入賞)など多くのオンラインソフトを開発。著書に「Flexプロフェッショナルガイド」「なでしこ公式バイブル」、「一週間でマスターするActionScript3.0」など。

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