Android で再開する Java プログラミング(7) - docomo HT-03A を入手~実機で Android アプリを動かしてみよう
docomo HT-03A を入手~実機で Android アプリを動かしてみよう
今更ですが、ようやく Android の実機 docomo HT-03A を入手することができました。そこで、改めて、Android の実機を使ったデバッグの方法を紹介します。画面キャプチャの取り方やファイルの転送方法なども紹介します。また、少し躓いたところもあったので、ハマった時の対処方法も書きました。
docomo HT-03A を入手!
まずは、実際に動かしてみなければ話になりません。docomo HT-03A を元に、その設定手順を紹介します。筆者は、Windows Vista (Home Basic) で試してみました。筆者は、既に iPhone を利用しているので、iPhone と比較しています。
HT-03A を箱から出して、ワイヤレス(Wi-Fi)の設定をしました。そして、Google アカウントの設定をして、Gmail などを見てみました。はじめて手にした感想は、「iPhone よりキーボード使いにくい!」というものでした。これは画面サイズが iPhone より小さいせいです。しばらく使っていると慣れるのですが、少しコツが必要です。
さて、Android で良いと思ったのは、やはり、音楽やテキストなどファイルが自由に配置できるところです。わざわざ、Windowsで重たい iTunes を起動してファイルをコピーしたり同期する必要がありません。SDカード上に、<music>など好きな名前のフォルダを作って、そこに MP3 などの音楽ファイルをコピーするだけです。
ちなみに、Android Market からダウンロードした、aFile Lite などのファイルブラウザを使うことで、SDカードや実機にあるファイルをくまなく見ることができます。テキストファイルや音楽、写真などを見ることができました。aFile Lite では、ファイルをタップすることで、専用のアプリケーションを起動してファイルを開くことができました。
実機で画面キャプチャを撮る方法は?!
iPhone では、ホームボタン(□)を押しながら本体上部の電源ボタンを押すだけでキャプチャが撮れました。Android ではどうでしょうか。
なんと、今のところ、実機だけで画面キャプチャを撮ることはできないのです!!たぶん、そのうち、便利な画面キャプチャアプリが登場すると思いますが、今は、パソコンと Android を接続して、PCからキャプチャを撮ることしかできません。
Android の SDK の tools フォルダにある、ddms.bat を起動します。すると、「Dalvik Debug Monitor」が起動します。キャプチャを撮りたい画面を表示させて、[Ctrl + S]を押すか、メニューから[Device > Screen Capture]をクリックします。
ところで、ここで筆者がハマった点があります。(Windows Vista Home Basic で試した場合)
それは、docomo HT-03AとPCをUSBケーブルでつないでも、「Dalvik Debug Monitor」が実機を認識しないのです。どうやら、USBにつないだとき、USB 大容量記憶装置 として認識されてしまい、正しいUSBドライバがインストールされなかったようです。
そこで、下記の手順でドライバを再インストールします。
- Windows のデバイスマネージャーを開く
- ユニバーサル シリアル バス コントローラ から、USB 大容量記憶装置を削除してしまう
- 再度、USBケーブルをつなぎなおす
- すると、ドライバのインストールウィザードが出るので、ドライバを手動で指定して、Android SDK にある usb_driver\x86 を指定してインストールする
- もしも、うまくいかない場合は、さらに、デバイスマネージャーのポータブルデバイスの中に、Andorid Phone を探して、ドライバの再インストールを行う
このとき、Android の実機の方もデバッグモードに切り替えておく必要があります。
実機をデバッグモードにしておくこともお忘れなく!
実機をデバッグする手順は以下の通りです。
- [home]ボタンを押してホーム画面に戻る
- [menu]ボタンを押して、ついで、[設定]をタップする
- [アプリケーション > 開発]をタップ
- [USBデバッグ]をチェック状態にする
以上の手順で、画面キャプチャが撮れるようになっていれば、準備完了です。
※あるいは、HTCのサイトから、ドライバ(HTC Asia)をインストールすることでも認識するとの情報もありました。こちらの方が簡単かもしれませんね。(今見ると、サイトが中国語になっていますが、ページの一番下のセレクトボックスから、該当のドライバを選択して実行してみてください。)
※盲点としては、HT-03Aに付属するUSBケーブルでないと認識されないことがあるという情報もありました。
実機でテスト中のアプリを動かす方法
上記の手順で、Android 実機をデバッグモードにしておいてください。
そして、Eclipse を起動して、いつものように[Android Application]として実行します。すると、これまでは、エミュレータが起動し、そこでアプリケーションが実行されましたが、実機を接続していると、実機でアプリケーションが実行されます。
試しに、過去に本連載で作った単位変換アプリケーションを実行してみました。
すると、見事に実機で単位変換アプリケーションが動作しました。非常に簡単です。モバイル端末のアプリ開発は実機へのアプリ転送が面倒だったりとトラブルがつきものですが、Android では、Eclipse 上で実行するだけで、アプリケーションが実機へ転送され実行されるので便利です。
パッケージを実機に転送する方法
次に、コンパイル済みのパッケージなどをコンソールから実機に転送する方法を紹介します。こちらも同じく実機をデバッグモードにしておく必要があります。
例えば、Android から Python や Lua のスクリプトを実行することができる AndroidScriptingEnviromentをUSB経由でインストールしたい場合などは、この方法が使えます。
Android SDK の tools ディレクトリにある、adb ツールを使います。「c:\files\AndroidScriptingEnvironment-0.7-alpha.apk」をインストールする場合には、コマンドラインから、次のように入力します。
> adb install "c:\files\AndroidScriptingEnvironment-0.7-alpha.apk"
※ちなみに、なぜか、AndroidScriptingEnviroment の最新版 0.9 は実機でもエミュレーターでも正しく動作しなかったので、少し古いバージョンの 0.7 で試したらうまく動きました。
他にも、ファイルを転送するだけなら、adb push が使えます。SDカードに test.jpg というファイルを転送したい場合には、次のように実行できます。
> adb push "c:\files\test.jpg" /sdcard/test.jpg
まとめ
以上、日本国内で初めて発売された Android 端末 HT-03A を使ってデバッグをする方法を紹介しました。USBドライバのトラブル以外は、他の Android 端末でも同じだと思います。
画面キャプチャについては、そのうちに実機だけで完結する方法も出てくると思いますが、[Ctrl+S]キーだけで画像が保存できるので、画面の解説記事や動作報告など、PCと絡めて使う場合には、ddms を使う方が便利かもしれません。
実機を触ってみて、アプリケーション開発の容易さや、もろもろ自由度の高さは Android の魅力だと感じました。今後、多くのアプリが開発され公開されることを考えると、とても楽しみです。
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Posted by HT-03aで他のブログみたいに画面キャプチャーを撮る方法 | まゆげコアラのコアライフ | 2009年08月01日 17:05
[…] Android で再開する Java プログラミング(8) – docomo HT-03A を入手~実機
Posted by android端末の実機でデバッグ - JustOnePlanet Admin Blog | 2009年08月09日 23:36
とても感銘を受けました。日本語のなでしこでアンドロイドのように電話のプログラミングをできるソフトを開発する会社を国から補助金をもらってつくりたいのです。いっしょに補助金をもらってやりませんか?
日本語で携帯電話の使用者が使いやすく自由に造れる夢のソフト。
これをつくれば売れることでしょう。NTTドコモなど用や自衛隊、国家戦略上にも売り込めるとおもいます。ぜひ会ってお話聞いてください。53歳
会社はあります。
Posted by 甘利晴彦 | 2011年03月09日 20:48