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OpenSocialを始めよう(8) - OpenSocialの現状を把握する

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コンテナの対応状況

現在(2008/6/11)における、OpenSocialへの対応状況ですが、主要なコンテナに関してはこちらのページにまとめられています。
以下に示す画像は、そのページからの引用です。

コンテナの対応状況

この連載当初はOrkutが先んじて0.7を実装していたのですが、今やMySpaceやhi5等、多くの主要なコンテナが0.7に対応しています。そして、既にユーザがソーシャルアプリを正式に利用できるSNSもいくつかあります(Status列が「Live for all users」になっているもの)。

もう一つ注目しておきたいのは、iGoogleが含まれている事です。現在iGoogleは「バージョン2」二向けた実装が行われている最中であり、「OpenSocialへの対応」や「ガジェットフレームの最大化のサポート」等が追加されます。
こうした先進的な機能を試したいなら、iGoogleのサンドボックスからサインアップして、試してみてください。なお、サインアップ後は英語版のiGoogleでのみサンドボックスが利用可能です。

iGoogleのサンドボックス

OpenSocialの周辺技術

OpenSocialに関連した技術も数多く出てきています。以下に示すのは、そのわずかな一部だと言ってよいでしょう。

Google Friend Connect

Google Friend Connectは、OpenSocialの応用例としてGoogleから発表された技術です。
「どのような技術か」を一言で表すと、「一般的なWebページにもソーシャルアプリを貼付ける事ができ、あらゆるサイトにソーシャル機能を持たせる事ができる」と言う画期的なものです。ユーザの情報は、既存のSNSのものを利用します。
これにより、以下のような人々に恩恵をもたらすとされています。

  • サイトオーナー・・・ソーシャルな機能の追加により、サイトの魅力が増す。ソーシャルアプリをサイトに表示するには、コードの断片をコピペするだけ。
  • サイトの訪問者・・・サイトがソーシャルな機能を備えているからと言って、新たにSNSのアカウントを作成して、友人を誘ったりする必要がない。訪問者自身が持つ、既存のソーシャルデータをそのまま利用可能
  • OpenSocial開発者・・・作成したソーシャルアプリが、様々なサイトで利用される事になる。ひいては、開発者自身の収入にも繋がる
  • SNS・・・様々なサイトから自社のサービスへと誘導できる

現在はまだプレビューリリースの段階であり、一般の開発者が利用できるものではありません。プロジェクトのWebサイトからサインアップを行い、将来利用可能になったときに備えて順番待ちをしておく必要があります。

OAuth

OAuthは、前述したようにOpenSocialのRESTful APIでも用いられるだけでなく、Googleガジェットのコア仕様そのものにも大々的に取り入れられる事になりました。外部のWebサーバに対してリクエストを送信する、gadgets.io.makeRequest()メソッドが、OAuthによる認証に完全対応したのです。
InfoQのニュースでも触れられている通り、OAuthは非常な勢いで広まりつつあります。Web開発者は、その内容を知っておく必要がありそうです。

Apache Shindig

OpenSocialが注目を浴びるにつれ、非常に存在感を増しているのが、オープンソースのOpenSocial/Googleガジェットコンテナである「Apache Shindig」です。
現在はまだ開発の途上であり、ダウンロードできるバージョンすらない状態ですが、Orkut内部で動作しているOpenSocialコンテナもShindigで作成されているそうです。
現在OpenSocialアプリの開発と言えば、OrkutやMySpace、Hi5と言った実際のSNSにデプロイして動作を確認する、と言う不毛な作業になりがちですが、Shindigをうまく使えばローカルでのOpenSocial開発も可能です。

OpenSocialの情報を得るのに役立つサイト

OpenSocialの情報は、Web上に散らばっていますが、以下のようなサイトからそれらをたどる事が可能です。

後者はまだ立ち上がったばかりのグループですが、Google公認のコミュニティであり、貴重な日本語コミュニティです。これから盛り上がっていく事必至なので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

そして、OpenSocialの情報を得ると言えばこの連載自身を忘れる訳には行きませんね:-)

まとめ

今回は、OpenSocialに関連する様々な情報をお届けしました。バージョン0.8の登場やコンテナの実装状況の進展、Google Developer Dayでのマーケティング活動により、いよいよ盛り上がってきた感があります。

APIの紹介を続けてきた当連載ですが、今回は寄り道してみました。次回はその寄り道ついでに、今回の記事でも触れたApache Shindigをローカルで動作させる方法を紹介したいと思います。

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shiraishi

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最近書いてばっかりいます。 眠いとおんなじことばかり書きます。 そして、大概眠いです。

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