OpenSocialを始めよう(2) - Orkutを使ってみよう
前回は、「OpenSocialとは何か」について、ざっくりとした説明を行いました。
今回は、「Orkut」と言うSNS上で、ソーシャルアプリを開発する準備を整えるところまでを説明したいと思います。
ソーシャルアプリ開発のポイント
前回お話ししたとおり、OpenSocialはGoogleガジェット上で動作するテクノロジーです。僕らはGoogleガジェットを作るのとほとんど同じ手順でソーシャルアプリを作ることができます。そして、作成したソーシャルアプリ(Googleガジェット)は、OpenSocialをサポートしたあらゆるSNS上で動作します。
このことは、ソーシャルアプリを作る上でもポイントになってきます。
- OpenSocialアプリは、Googleガジェットの知識がないと作れない。しかし逆に言うと、Googleガジェットの知識さえあればガジェットの開発は容易だということになります(この視点を指摘してくださったKawasakiさん、サンクス!)
- Googleガジェットを動かすことができ、かつOpenSocial APIをサポートするコンテナ(SNS)が必要。将来的には、こうしたコンテナは非常に多くなると思われますが、現段階ではそれほど多くありません。
以上をふまえつつ、ソーシャルアプリの開発方法を学んでいきましょう。
ソーシャルアプリの開発を行う上では、それを動作させるコンテナが必要になります。今回は、Orkutと言うSNSを前提として開発を行います。
Orkutでガジェット開発
Orkutは、Googleによって提供されているSNSサービスです。日本ではあまりメジャーではありませんが、やはりGoogleによってホスティングされているだけあって、OpenSocialのサポート度合いでは、他のSNSに比べて一歩先を行っているようです。せっかくOpenSocialを学ぶのですから、どうせなら最新のAPIを使いたい!と言うことで、今回からはOrkut上でソーシャルアプリの開発を行っていきましょう。
Orkutを利用するには
OrkutのアカウントはGoogleアカウントと統合されています。なので、すでにアカウントをお持ちの方はOrkutにアクセスして、プロフィール情報を追加するだけでOrkutを使い始められます。Googleアカウントをお持ちでない方は、こちらのページから作成してください。
しかし、ここで一つ注意があります。上の手順で作成した「通常のアカウント」では、Orkut上でソーシャルアプリを実行することはできません。ソーシャルアプリの開発を行えるのは、「開発者用のサンドボックス環境」にアクセスする権限を持つアカウントだけです。サンドボックスへのアクセス権は、こちらのページに必要な情報を入力して送信することで、リクエストすることができます。アクセスが許可された旨を表すメールが、数日後には確実に送られてくるはずです。首を長くして待ちましょう。
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