OpenSocialを始めよう(1) - OpenSocialとは?
OpenSocialとは、一言で言うと「Googleによって提唱された、SNS上で動作するアプリケーションを書くためのAPI」です。OpenSocialを使えば、様々なSNSで動作する「ソーシャルアプリ」を作成することができるようになります。今回はOpenSocialの基本についての解説です。
ごあいさつ
どうも皆さんこんにちは、白石です。
以前僕はここで「チャット作成で学ぶWebリモーティング」と言う連載を行っていました。ずいぶん長いことお休みしていたので、お忘れかもしれませんが・・・(八角研究所の皆様、スイマセン)。
久しぶりに記事を書くに当たり、連載の続きを書くことも考えたのですが、ちょっと脇道にそれて「OpenSocial」と言う技術について調べたことを書いてみたいと思います。
なぜこれを書くかというと、今度Googleで開催されるデベロッパー交流会にパネリストとして参加することになったから。まだまだ日本語情報の少ないOpenSocialを、盛り上げていく一助になれば良いと考えています。
と言うことで、今回はOpenSocialについての基本的な知識をお伝えしたいと思います。実際の開発工程については、次回以降の記事を楽しみにしておいてください。
OpenSocialとは?
まずは、「OpenSocialとは何か?」と言う問いに答えておきましょう。OpenSocialとは、一言で言うと「Googleによって提唱された、SNS上で動作するアプリケーションを書くためのAPI」です。
SNSと言うサービスが抱えている情報や機能は数多くあります。ユーザのプロフィール情報、ユーザの友人関係、ユーザの行動記録(日記など)、ほかのユーザに対して送ったメッセージなど・・・。OpenSocialを利用すると、アプリケーションの側からこうした情報にアクセスしたり、こうした機能を利用したりすることができるようになるのです。ちなみに、こうしたアプリのことを「ソーシャル・アプリケーション」と呼びます。
では、以下にOpenSocialが持つその他の特徴を挙げておきます。
すでに多数のSNSが対応を表明している
SNSと言えば、日本ではmixiが有名(と言うか一人勝ち?)ですね。世界を見渡すと、ほかにもMySpace、hi5、orkut、Ningなど数え切れないほどのSNSがあります(※1)。
OpenSocialには、すでに数多くのSNSが対応を発表しています。どんなSNSが対応しているかは、以下のページを見てください。
http://code.google.com/apis/opensocial/partners.html
OpenSocialと言うのは、単に「共通のAPIを規定したもの」です。従って、OpenSocial APIを使用したアプリが実際にSNS上で動作するかどうかは、SNSがOpenSocialに対応しているかどうかにかかっています(※2)。
上のページに挙げられたSNSの数を見る限り、OpenSocialアプリの可搬性は十分高いと言えるでしょう。おそらく、この先登場するあらゆるSNSは「OpenSocial対応」が当然なものとして期待されるようになっていくのではないでしょうか。
※1: 「Facebook」と言う著名なSNSがありますが、すでにソーシャルアプリを作成・実行する基盤を持っているため、現在のところOpenSocialには加わらないようです。
※2: これにより、OpenSocialのドキュメント上では各SNSを(アプリを実行する)「コンテナ」と呼んでいます。
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